「日常会話くらいの英語は話せる」という人がいますが…

英語を勉強しなおそうとしている人が、
「日常会話くらいはできるようになりたい」って言うことがあります。

そこそこ英語ができる人や、ちょっと英語をかじっただけの人が、
「日常会話くらいは大丈夫」っていうこともあります。

この「日常会話」というのがどういう会話のことを指しているのか、
ちょっと考えてみたいと思います。

 
私が思うに、日常会話っていうのは
人によって指している内容が違うんですよね。

例えば「日常会話くらいはできるようになりたい」
って言っている人の「日常会話」っていうのは

「朝起きてから寝るまでの間の最低限必要な会話」
のことだと思います。

もちろん専門的な内容の会話は無しで。

で、そこそこ英語ができる人の「日常会話くらいは大丈夫」も
同じような意味だと思いますが、

ちょっと英語をかじっただけの人は
「日常会話」のとらえ方がまるで違う場合があります。

というか、ほぼ間違いなく別の意味で使っています。

 
これは英語じゃなくてドイツ語の話ですが、

私が英語修行中だった頃(今も修行中ですけど)、
某古本屋でアルバイトしていたことがあります。

大学生とかもけっこういました。

そこで暇な時間にある大学生と話していて、語学の話になりました。

その大学生も英語は苦手なようです。

でも大学ではドイツ語の授業があって、
週1回ドイツ語を習っているそうです。

私がその人にドイツ語がどれくらいできるのか聞くと、
その人は言いました。

「日常会話くらいは大丈夫」

と。

さて、この大学生の「日常会話」っていうのは
いったいどういう会話のことなのでしょうか?

 
私は日常会話っていうのは
「朝起きてから寝るまでの間の最低限必要な会話」 と
それプラス「その中で起きる雑談のすべて」
だと思っています。

そんなハイレベルな会話が
大学で週1回習うだけで「大丈夫」にはなりません。

 
その大学生は「おはようごさいます」とか「いい天気ですね」とか
「これはいくらですか?」とかいうフレーズを覚えただけでした。

こういうのは「日常会話は大丈夫」とはいいません。
「とりあえず決まり文句を丸暗記しただけ」です。

ちょっと英語をかじっただけの人が言う、
「日常会話くらいは大丈夫」というのも同レベルです。

 
もう1度言うと、日常会話っていうのは、
「朝起きてから寝るまでの間の最低限必要な会話」 と
「その中で起きる雑談のすべて」です。

これを「決まり文句を丸暗記しただけ」
でやるのはまず不可能です。

それなのに「日常会話は大丈夫」と軽く言ってしまうと、
後で大変なことになるかもしれません。

 
例えば海外旅行に行った時。

2人で行くとして、
Aさんは「自称日常会話は大丈夫」で
Bさんは「英語は全然わからない」という状態だとします。

BさんはAさんをすごく頼りにしているはずです。

Aさんは確かに「決まり文句だけで成立する部分」
だけは会話できるかもしれません。

でもほんのちょっとだけ会話の難易度が上がると
すぐについていけなくなります。

あ、その前に「決まり文句だけで成立する部分」でも
ネイティヴさんの音声を聞き取れないかもしれません。

このように「日常会話は大丈夫」というのは
人によっては全然大丈夫じゃない場合が多いのです。

 
ちなみに英語を勉強しなおそうとしている人が
本当に「日常会話くらいはできるようになりたい」のであれば、
かなり長い道のりになります。

なので覚悟してしっかりと英語の勉強をして下さい。

まあそれでも、こういうことを言う人は残念ながら
覚悟ができてきるいる人は少ないのですが…。

 
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