英単語

英会話初心者の方は、最低限どのくらいの単語を覚えればいいのでしょうか?

今回は私の体験談を交えながらご紹介します。

初心者の方が英語を話す時に必要な単語

英会話初心者の方によくあることなのですが、自分が英語を話せないのは単語を覚えていないからだと思いがちです。

私が専門学校生の時にもいました。

1学年下の生徒だったんですが、彼は高校を卒業した後、1年間オーストラリアに語学留学したんです。

彼は典型的な「文法不要論者」で、「英語は英語圏の国で暮らせば自然に身につく派」でした。

高校の英語の成績は壊滅的だったみたいです。

 
そして彼はオーストラリアに1年語学留学した後、日本に帰ってきて専門学校に入学してきたのですが、

彼は英語をほとんど話すことができませんでした。

本当にカタコトだったんです。

そして彼の言い訳は

「俺が英語を話せないのは単語を知らないからだ。単語さえ覚えれば英語を話せるようになるはずだ」

でした。

 
実は英語を最低限話すだけなら、中学3年間の単語で十分なんです。

例えば今私の手元に中学生用の長文問題があるので、その1つの日本語訳をちょっとだけ載せてみます。

英語に直してみて下さい。

インターネットはとても便利で今や私たちの生活の重要な一部をになっています。スポーツや食べ物について多くの情報を見つけることができます。また、本や靴を買うこともできます。

 

さて、どうでしょうか?

けっこう難しいんじゃないかと思います。

でもこの文章には難しい単語は使われていません。

例えば英語の偏差値50くらいの高校1年生なら、知らない単語は無いはずです。

でも、口頭で英作文することはできません。

つまり英語が話せないのは「単語を知らないから」ではなく、別の要素があるのです。

 
一応さっきの長文問題の英文も載せておきます。

The internet is very useful and is now an important part of our lives. We can find a lot of information about sports or food. We can also buy books and shoes.

くもんの中学英語基礎固め100% 中2英語 単語・読解編 p107より抜粋

 

↑なんと中2レベルでした。

中学英語のすごさはこちら↓の記事をご覧下さい。

「英会話・ぜったい・音読」の驚くべき効果と本当のレベルとは?

単語を知っていても英語が話せない理由

単語を知っていても英語が話せない理由は、

ただ単に文法や会話表現が使える形で頭に入っていないからです。

つまり文章の形で覚えていれば、多少は話すことができるはずです。

それと口が英語を出すのに慣れていないというのもありますね。

英語を聞く時に必要な単語

中学英語を文章単位で言えるようにすれば、自分の言いたいことは最低限言えるようになります。

ただし、人によってはここで問題が発生するかもしれません。

それが、聞く時です。

 
私が専門学校生で、TOEICのスコアが700ぐらいの時のことです。

その時の私は市橋敬三先生の本で、文法の例文600文くらいをなぜか200回も音読していました。

当然 日本語 →英語 は簡単です。

しかもTOEICで700ということは、語彙力もそこそこありました。

それでたまたま休憩所みたいなところでカナダ人の先生を2人きりになって話す機会があったのですが、

私はとりあえず話すことができたのです。

カナダ人の先生の言うことも、なんとか聞き取ることができました。

ところが、そこにニュージーランド人の先生がやってきました。

そしてカナダ人の先生と話し始めたのです。

その2人の会話を、私は聞き取ることができませんでした。

 
単語がわからなかったから、というのも理由としては少しあるかもしれません。

でもそれ以上に、スピードが速すぎたんです。

そして私は英語を英語のまま理解する力が未完成で、ついていけなかったんです。

たとえ全ての単語がわかったとしても、理解することはできなかったでしょう。

つまりカナダ人の先生は、私と話す時はかなり手加減してくれていたんですね。

 
英語を聞く時は、話す時以上に単語が大事なのは間違いないですが、

スピードについていく、英語を英語のまま理解する、という力も大事だということです。

どんなふうに単語を覚えればいい?

まず話すための単語ですが、正直に言うと単語帳などで覚える必要はありません。

あなたが使いそうな簡単な文法の例文や、会話表現を覚えるべきです。

そこで出てきた単語を、例文や会話表現を話す練習をしながらついでに覚える感じで。

もし余裕があれば単語帳を併用してもいいですが、できれば例文を読みながら覚えて下さい。

 
次に聞くための単語ですが、これはもう全てを覚えきるのは無理です。

なので長い目で見て少しずつ増やしていくか、

DUO3.0のような単語集で一気に覚えてあとは開き直るしかないかもしれません。

ネイティブさんは、こちらがノンネイティブだと手加減してくれるので大丈夫です。

もちろんかなり高い英語力を目指す場合は、ガンガン覚えていく必要があります。

もし単語帳を使うとしたら、おすすめの単語帳は?

一応おすすめの市販の単語集などを紹介しておきます。

まず話すための単語ですが、とりあえず「毎日の英単語 日常頻出語の90%をマスターする」をお勧めしておきます。

毎日の英単語 日常頻出語の90%をマスターする

この単語集は日常生活だけに焦点を絞った単語集なのですが、例文を使わずにフレーズになっているのが特徴です。

例えば、

wake:目が覚める

という単語を

7時に目が覚める
wake up at 7:00

のようなフレーズで覚えていきます。

なので初心者の方には使いやすいかもしれません。

こんなふうに、単語だけを覚えるんじゃなくて実際に使うフレーズごと覚えるのが重要なんですね。

あと聞くための単語集ですが、あえて挙げると

速読速聴英単語

DUO3.0

英単語・熟語ダイアローグ

のような教材で、リスニングの練習やリーディングの練習をしながら出てきた単語を覚える、というのが現実的かと思います。