TOEICはアメリカで作られている試験です。

なのでアメリカ人が生みの親だと思ってしまうかもしれません。

でも違います。

実はTOEICは、北岡靖男という日本人の方の発案です。

日本人の英語力をなんとかするために(笑)、英語学習の成果を測るための「ものさし」として作られました。

その当時はTOFELというテストはすでにあったのですが、TOFELはアメリカに留学する人たちのテストでした。

そこで北岡さんはTOFELを作っているアメリカのETSまで行って、「一般社会人やビジネスマン」を対象にしたテストを作ってもらうように頼みました。

それでできたのがTOEICです。

なので「TOEICの生みの親は日本人」なのです。

問題作っているのはETSですけどね(;^_^A

TOEICは完璧に解こうとしたらダメ!

以前、千田潤一先生が北岡さんに、

「TOEICは問題数が多いのに時間が少なくて、完璧にきちっと解答しようとしたら時間が足りなくなる」

と言ったそうです。

すると北岡さんは

「リアルタイムの会話では、曖昧でもいいので大体の意味が分かったら自分の意見を言おうとすることが大事。完璧にする必要はない」

ということをおっしゃったそうです。

TOEICは曖昧さに耐える試験です。

最初はほとんど勘で答えていくような感じですが、実力がつくにつれて勘がするどくなっていって、スコアが上がっていきます。

そういうふうに作られた試験なんだそうです。

そして、今までに読んだり聞いたりして、無意識下に蓄えられたものがスコアとして出てきます。

決して知識ではないんです。(実際は知識でできてしまう問題もありますが)

こういうところが日本の英語のテストとかなり違うところですね。

なのでTOEICは完璧に解こうとしないで、もっと適当にやってOKですよ(‘-^*)/

TOEICは進化している

英語力がほとんど同じ、AさんとBさんがいるとします。

でもAさんはTOEIC対策をかなりやっていて、出題パターンやら解法テクニックやらもよく知っています。

BさんはTOEICのことはほとんど知りません。

さて、この2人がTOEICを受けると、どちらの方が高いスコアが出ると思いますか?

もちろん、Aさんの方が高いスコアが取れます。

まあ、「対策」をしたんだから、あたりまえですよね?

でもちょっとよく考えてみて下さい。

TOEICは英語力を測る「ものさし」として作られたはずです。

なのでTOEICを作っているETSは、「どれだけTOEIC対策をしたか」とか「どれだけTOEICの研究をしたか」とか、そういう部分でスコアを上げて欲しくないはずです。

純粋に英語力を測りたいはずなので。

なので、TOEICはそういう対策的な部分でスコアを上げられないように進化していっているはずです。

なのでTOEIC対策をしながらも、英語力をしっかりと上げることが大切ですね。

TOEICのスコアと英語力の関係

よく、TOEICのスコアと英語力は関係ない、と言うようなことを聞きます。

英語ができなくても解法テクニックさえ知っていれば点は取れる、とか。

その逆とか。

ここでTOEICのスコアとは何なのか、ということを考えてみたいと思います。

TOEICのスコアとは「潜在能力」みたいなもので、どれだけ頭の中に英語回路ができているか、というものを数値化したものだと思ってもいいです。

なのでスコアが高くても「しゃべったり」とか「書いたり」とかはできない人もいます。

こういうところが、TOEICと英語力は関係ないと言われたりする原因なんでしょうね。

しかし、こういう人は実際に英語を使わなければいけない環境に身を置くと急激に伸びます。

英語上達完全マップの著者の森沢洋介先生は、TOEICのスコアのことを「基底能力」とおっしゃっていました。

そしてしゃべる練習・書く練習をすれば、「基底能力」が高いほど「駆使能力」が伸びていきます。

なので、これからTOEICを受ける人は、遠慮なく高得点を取ってきて下さい(・∀・)

 
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