まず発音に関して、市販の教材で
とてもおすすめなものがあるのでご紹介します。

「超低速メソッド英語発音トレーニング」です。

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この教材は短めの英文をものすごい低速で発音することにより、
発音の細部が誰でも聞き取れるようにしたものです。

しかも、

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The fat dad sat in the vat with a sad face.~
(超低速メソッド英語発音トレーニング p21から抜粋)
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のように、
1つの文章の中に同じ発音の単語がいっぱい出てくる構成になっているので、
その特有の発音に嫌というほど慣れることができます。

ほとんどの発音の教材って、単語を1つ1つ発音するだけなんですよね…。

あ、ちなみに上の英文は最初の1部だけで、
まだまだ同じ発音を含んだ単語を使った英文が続きます。

それとこの教材は「世界の言葉ライブラリー」というサイトから、
音声だけがダウンロードできるみたいですね。

このサイトのこのページからダウンロードできます。

 
でも私がこの教材で一番びっくりしたのは、
この低速音声そのものではなく、「はじめに」に書かれていた内容です。

ちょっとご紹介します。

[colored_bg color="light‐blue" corner="r"]
この方法は著者が30年以上も前に、テレビでアメリカの或るピアノ講師のインタビューを見ていて思いついたことです。その先生は多くの優秀なピアニストを世に輩出しているという人でした。「そんなにもたくさんの素晴らしいピアニストを育てるには何か秘訣があるのでしょうか?」というインタビュアーの質問に対して、先生は異常なほど遅いテンポで実演しながら、「ピアノを教える際、私はここまでスピードを落とします。ここまでやれば、どんな人でも同じように弾けます」と述べていました。私はこのインタビューを30年間忘れることはありませんでした。

超低速発音メソッド 英語発音トレーニング P6~7 から抜粋
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さらに、

[colored_bg color="light‐blue" corner="r"]
このスロースピードでじっくり練習していけば、読むスピードは自然と上がっていきます。しかも正確に。

超低速発音メソッド 英語発音トレーニング P6 から抜粋
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と。

 
確かに低速音声で練習すると、誰でも真似できて、
さらに記憶効率が良くなる感じがします。

 
そこで思い出したのが「筆写」です。

まあ「音読筆写」でもどっちでもいいんですが、
「書き写す」というのは英文をすり込むにはものすごく良いトレーニングです。

さらに千田潤一先生は

理解した英文を書き写すと、その英文は日本語の介入なしで
スラスラ読めるようになる。

とおっしゃっていますし、これは私も確認済みです。

文法を体得できる音読筆写とは?~その方法と効果的なやり方~

まあなんというか、英文の構成だけでなく、
意味も深くすり込むような効果があるのだと思います。

 
で、この「書き写す」という行為のプロセスを、
ちょっと詳しく見てみましょう。

これは私のやり方です。

 
[colored_bg color="light‐blue" corner="r"]
①英文を読んで理解する

②その英文のセンスグループを1つ読む

③そのセンスグループを書く
[/colored_bg]

 
という感じです。

ちなみに①でもし英文が理解できなければ、
日本語訳を見るようにしていました。

で、例えば、

[colored_bg color="light‐green" corner="r"]
As we are severely understaffed for the upcoming Arts and Crafts Fair,
I would like to put out a request for extra workers.

(来る芸術工芸展に対して大幅に人手が不足していますので、
追加の作業員を要請したいと思います。)

速読速聴英単語 TOEIC TEST STANDARD 1800 P184~185から抜粋
[/colored_bg]

という英文であれば、
まず As から最後の workers まで読んで理解した後(ここが①)、

As から understaffed ぐらいまでを読み(ここが②)、
その As から understaffed までを文字として再生する(ここが③)、

という感じです。

この②と③を、英文の最後まで繰り返します。

ちなみに②のセンスグループは、
できるのであれば As から Fair ぐらいまで一気にやってもいいと思います。

 
で、注目して欲しいのは、③です。

③の時、「音読筆写」ではなくただの「筆写」だとしても、

[colored_bg color="light‐blue" corner="r"]
As と書きつつ As と心の中で発音し、
we と書きつつ we と心の中で発音し、
are と書きつつ are と心の中で発音し、
severely と書きつつ severely と心の中で発音し、
understaffed と書きつつ understaffed と心の中で発音する。
[/colored_bg]

というふうになると思うのですが、この時の「発音」のスピードが
「筆写」のスピードと同じなので「低速音声」になっています。

筆写の「意味を深くすり込む」という効果は、
この低速音声が関係しているのかもしれません。

1回筆写をすると英文を3回ぐらい読むことになると思いますが、
実際のすり込み効果は3回どころではないぐらいなので。

手も使いますし。

ちなみに「筆写」をせずに英文をゆっくりと音読した場合でも、
意味を理解しやすいです。

これは当たり前のようですが、
やはり「音読」や「オーバーラッピング」や「シャドーイング」は
意味を同時に考えるのが難しい場合があるので、

定期的にゆっくりと低速で音読して、
意味を深めるというのも有効なトレーニング法だと思います。

 
そういえば、池田和弘先生が開発したスピークエッセンスという英会話教材。

これもスローリスニングという、低速音声で録音されている部分があります。

スピークエッセンス ←クリックかタップをすると公式サイトに移動します。

これは「スピードが遅い英語なら初心者でも聞き取れる」
という部分がクローズアップされがちですが、

もしかしたらこのスローリスニングによって、
記憶効率が良くなったりとか、意味のインプットを深めるとか、
そういう効果も狙ってるのかもしれません。

 
今回のこの低速音声と筆写の効果に関しては、
私が思ったことを書いてるだけなので、間違ってるかもしれません(*´∀`*)