英文をとりあえず書くことはできる。

LINEやフェイスブックでなんとかやり取りはできる。

でも「会話」となると詰まってしまい、うまく話せなくなる。

そんなあなたにちょっとしたアドバイスをさせていただきます。

 
では、ちょっと想像してみて下さい。

あなたは「日本語で」文章を書く時、文章を書く前にその文章を頭の中で音声化しているはずです。

例えば友達に

「ごめん、ちょっと遅れる」

とLINEでメッセージを送る時、

「ごめん、ちょっと遅れる」

という文章を、文字にする前に頭の中で音声にしているはずです。

つまり

意味 → 音 → 文字

というふうな順番になっています。

言いたいことをいきなり文字にするんじゃなくて、まずは「音にする」ということをしているわけです。

わざわざワンクッション置いているわけですね。

 
英語でも同じです。

英語のネイティブさんは、日本語のネイティブである私達と同じように、英文を書く時は

意味 → 音 → 文字

というふうになっています。

 
この

意味 → 音 → 文字

という順番ですが、「話す」時の自然な流れになっています。

話す時は

意味 → 音

ですよね。

言いたいことをすぐに音声化して(口から出して)いると思います。

 
つまり「書く」っていうのは、話す時のプロセスに「文字化する」というのを加えたものだということです。

それと、音声化の時に口に出さないというのもありますね。

まあとにかく、書く時は

意味 → 音 → 文字

なわけです。

 
で、英語をとりあえず書くことはできるけど、会話となるとうまく話せなくなるという原因は、

意味 → 音

という部分がしっかりできていない場合が多いのです。

本来なら

意味 → 音 → 文字

となるはずが、

意味 → ? → 文字

となっています。

この?の部分に文法知識?や日本語訳?などが入っているわけです。

そしてその知識などを使って、文字化の前に考えながら意味を文字にしているため、

意味 → 音

の結びつきがうまくいっていないのです。

この場合、1単語ずつゆっくりと音声化しているかもしれませんが、書く時の

意味 → 音 → 文字

の中の

意味 → 音

は、自然な話すスピードの音声化のはずです。

日本語でもそうですよね?

 
これは言い換えると

意味 → 音

というよりも、

意味 = 音

というふうに、意味と音がほとんどイコールになっているわけです。

意味と音が密接に結びついているわけです。

これがあまりできていない場合、そして英文法の知識があればあるほど、「書く力」と「話す力」にギャップを感じるはずなのです。

 
では「話す力」を伸ばすには、どうすればいいのでしょうか?

通勤通学途中にリスニング教材の音声を聞いて、徹底的に音に慣れる?

それでは意味と音を密接に結びつけるのは難しいかもしれません。

意味がわかっている音声を、集中して何度も聞けば効果はあるかもしれませんが。

英語のネイティブさんとできるだけ会話する?

効果的かもしれませんが、そのネイティブさんがこちらの間違った英文を指摘してくれない場合、間違った英文を大量に作り出してしまう可能性があります。

そうなると、変な英語が身についてしまうかもしれません。

それでは本末転倒です。

 
ではどうすればいいのかというと、「日本語 → 英語」の語順で収録されている音声でのトレーニングをおすすめします。

「日本語」というのは私達にとってはほぼ「意味」なので、

意味 → 英語の音

というふうに、理想的なトレーニングになります。

話す時の

意味 → 音

とほとんど同じですからね。

慣れてきたら英語の部分で声を出してみるとより効果的でしょう。

そしてできるだけ同じ音声を何度も聞くことをおすすめします。

こういう教材は市販でも売っているので、探してみるといいでしょう。

ちなみにネットで今一番売れている英会話教材も、この形式で収録されています。

こちらもおすすめなのでチェックしてみて下さい。

日本語→英語でしっかり頭に入る<ネイティブイングリッシュ>

 
もう一1つのやり方としては、瞬間英作文というトレーニングもあります。

瞬間英作文のやり方~本当に効果的なやり方とは?~

けっこうハードなトレーニングかもしれませんが、おすすめです。

瞬間英作文をするなら、最初のうちはとりあえず「日本語を読んだらすぐに英語で言えるようにする」というのを目指すといいです。

この場合、瞬間英作文というよりも短文暗唱に近いですが、これはこれで効果的なので。

同じ教材を何度も繰り返して下さい。

できるだけ音も聞いた方がいいです。

 
こういうやり方で意味と音をしっかりと頭にこすりつけるように落とし込むと、英語が口から出やすくなるはずです。

以上が英語を書けるけど話せない方へのアドバイスになります。

 
興味がありましたらこちら↓の記事もぜひご覧下さい。

この英会話表現が覚えやすいように工夫された教材をご存知ですか?